Weekend Trip -NYC

引っ越して2ヶ月もしないうちにNYCに弾丸で週末旅行してきちゃいましたw

いやね、学校始まったら気軽に行けなくなるし、

日本への一時帰国も意外と迫って来てるし、

何よりAmerican Ballet TheaterのMet seasonを逃したくないなと。

友達が団員なのでチケットをもらえちゃいました (:

初めてのオネーギン全幕で鑑賞しました。

金曜日夜到着→日曜日昼に帰りのバスという超弾丸スケジュールだけど楽しかった!

こうやって突然押し掛けても泊めてくれているのはシンガポールの高校時代の友達♪

ありがたいですw

下に書いたRobert Rauschenberg: Among Friendsの作品。


土曜日はWilliamsburgで高校の友達とブランチ。

2人はアメリカでワーキングビザをゲットしたのでしばらくNYにいる事になりそう。

1人は高校の時の親友だけどもう1人は高校の時は浅い友達だったから不思議w

今では毎回この3人で会ってる感じ笑

しばらくNYに住んでると性格がNYになるんでしょうか?笑 話しやすさ半端ないw

そこからマチネーでバレエを見るためにLincoln Centerへ直行。

バレエ団の友達のおかげで1階席をタダでもらえちゃった♪♪ 本当に感謝。

オネーギンは全幕で見るのは初めてだったんだけど内容をネタバレすると...


ロシアの田舎に住むタチアナとオルガ姉妹。オルガは婚約者あり。
タチアナの誕生日会にオルガの婚約者の友人、都会に疲れた詩人=オネーギン登場。
夢見がちガールのタチアナは詩人に一目惚れ。オネーギンは子供扱いして相手にしない。
一途すぎてラブレターとか書いちゃうタチアナ。目の前で手紙をビリビリに引き裂かれて失恋。
誕生日当日なのにひどい笑 オネーギンイケメンだからって調子のんなよw
一方パーティーでは失恋中の主役をよそにオルガと婚約者はラブラブモード全開。
イライラしたオネーギンはちょっとオルガとイチャイチャする。婚約者(友人だよ!笑)怒る。
婚約者:俺のフィアンセに手出すな!
オルガ:いやちょっと踊っただけだしそんな怒んないで
婚約者:君も君だ! もうむかついた!決闘だ!(え?)
決闘→オネーギン勝利、婚約者死ぬ。 
オネーギン:あれ。友達殺しちゃったおーまいがー
数年後…(笑)
オネーギンは罪悪感から旅に出かけ(え)帰宅してロシアの皇族のパーティーに出席。
とりあえずパーティー。舞踏会。クラシックバレエのお約束。
そこに登場する超洗練された美女になったタチアナ。なんと皇族と結婚してた!
オネーギン:惜しい事したわー めっちゃ美人やん。そうだ手紙書いて思い伝えとこ
夜、寝室でタチアナは手紙を見て多少なりとも心揺さぶられる。
オネーギン:ねえ僕の手紙見た?(ずかずか寝室に入ってくる)
2人でちょっと踊る。タチアナの葛藤がひしひし。オネーギンも感情むき出し。
でも最後はちゃんと理性に勝つタチアナ!
タチアナ:めっちゃ好きだけど.....やっぱだめ。夫いるし!出てって!(手紙ビリビリの仕返し)
オネーギン:(玉砕→退散)
タチアナ:(めっちゃ切ない顔で自分で破った手紙の前で泣く)
以上。


という。オペラにもなっているこの物語ですが。

他のクラシックと違って主役男性=ダメ男! 主役女性=主役男性をフっちゃう!

という設定が気に入りました。それまでの過程はおいといて笑 

そしてロマンチックな少女から大人の女性に成長した姿が見られるのも珍しい。

だからこそ演技がわざとらしいダンサーだと興ざめにもなりやすそうですが、

今回のStella Abreraさんは説得力のある演技で全然気にならなかったし、

Cory Sternsのオネーギンも説得力あるプレイボーイとダメ男感がリアルでした。

Robert Rauschenberg. 本当に色んな作品があったのに急ぎ過ぎて写真とってないw


そしてバレエを楽しんだ後は閉館間近のMoMAを目指して超急ぎ足。

Robert Rauschenbergの回顧展を見たくて行きました。

彼の時代はCy Twombly, John Cage等 名だたるモダンアートの巨匠達もいた時代。

彼らがお互いとコラボしたり刺激されたり一緒に旅をしながら作ったアート。

今となっては皆モダンアートのビッグネームだけど、当時の彼らはただのアーティスト仲間。

50-60年代のNYの風が感じられるような、そんな時代に生きた彼らにちょっと嫉妬するような。

特にMerce CunninghamやTrisha Brownのダンス作品の衣装やセットが面白かったです。

MoMAは今改装中だけど作品は見れるので是非♪

ファッションデザイナーとしてイヴ・サンローラン以来のメットでの存命中のソロ展示。

彫刻的かつ素材の質感を全面にだした作品は絶対着れないけど彼女にしか作れない作品。


5時半にMoMAが閉館した後はその足でMetropolitan Museumへ。

いやー アート三昧な週末でした♪♪ 満足満足w

途中で屋台からマンゴーを買ってディナーとしました。美味しかったw

友達と待ち合わせて、9時の閉館まで急ぎ足でツアーを。

エジプト、ギリシャ、ローマの古代アートをみてから

Rei Kawakuboのめちゃ奇抜かつ面白い洋服達をみて

サクーーーッと近代アートを周り、迷いついでにイスラム教のアートも見るという笑 

MoMAもMetも閉館近くにいったのでわりと空いていたのも良かったのかも。

ここ数年で美術館は色々行った方だと思いますが、MoMAとMetのホームベース感が凄い。

いつ行っても、同じ作品でも「やっぱいいなぁ〜」って気持ちで出てくるから不思議。


そんなこんなで弾丸ツアー(ついでに日曜日も出発前に他の友達とブランチした笑)でしたが

やっぱりNYCは背筋がシャキッとする街。夏休みまでラストスパート頑張ろう! と思いました。

東京、シンガポール、そしてNYCと「心のふるさと」が増えるのは嬉しい事です♪♪



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