学業はガンガン理系ですが、子供の頃から得意な科目は国語。
文章うんぬんというよりも、本を読むのが好きな子供でして。
小学校1年生の時に出て来たハリーポッターは何度も読み返したし、
翻訳が待ちきれなくて内容50%分かってないくせに英語版読んだりしていました。
ロードオブザリングにハマったのも3・4年生の頃だし。。
学校の図書館で伝記シリーズを読みあさった事もありました。
高校で日本語の授業を取るようになって、初めて日本のいわゆる純文学に触れました。
大江健三郎とか、梶井基次郎とか。案外好きかもってなって。
ドバイの昔のマーケット風(再現したやつね笑)
なのに大学来てからは読まなきゃいけないものに追われて全然読んでなくて。
たまに日本語に飢えていくつかもってきた文庫本を何度も読み返してるぐらい。
なので今年はもうちょっと学業に関係ない本読みたいなと思いまして。
それならちょこっと感想を書き留めておこうと思ったのでブログを使います笑
クリスマスに頂いたプレゼントの中にこんな本がありました。
なんとか賞とか色々もらったみたいです。個人的にはそこまでかな?って思ったけど笑
意図せずに絵画泥棒になってしまった男の子の半生を描いた話。
NYが舞台で、アートが題材だからあなたにピッタリって思ったのと言われました。
実際、NYの風景が出てくるとリアルに想像出来てなんか凄い変な感じ。
重大な事件が起きる美術館も私のラボがある所だし笑
正直主人公にはほっっっとんど共感出来ずに終わってしまった本です。
終始「お前何やってんだよ〜」って感じ笑
でもそこは作者の力量なのか、どうしても読み終わりたくて読んじゃいました。
1番の感想は、1つのアートがこんなにも人生を狂わせる力と魅力を備えてる、という事。
特に有名な絵画でもなく、構図も題材も地味な作品。
アートって必需品じゃないし、なきゃ生きていけないものでもない。
それでも、何世紀経った後も人々を魅了する力がある.....うんやっぱり尋常じゃない。
人類が今後どうなっても、アートの需要はなくならないんだな、と思いました。
Lab 2107
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