Short trip to NY

アメリカは4日の独立記念日で盛り上がっていました~ が、私は普通にラボへ笑


今回は先週末行った弾丸NY旅行の事を書こうかなと思います!


年に2-3回は行きたいなと思っているのですが、意外と難しいんですよね。ただ、今NYにいる友達もいつまでもそこにいるとは限らないので(地元NYは一人ぐらいで、あとはみんな仕事か学校でNYにいます)彼らがいる間に遊びにいかないと。ただ場所柄、数年おきぐらいに誰かがいなくなったり誰かが来たりするので常に誰かはいるかも。。


着いた日はもう夕方だったのでSoHoで働いている友達と仕事終わりに合流してディナー。彼女はシンガポール時代にご近所さんだった同級生で、彼女は高校卒業後、1年のギャップイヤーを経てイギリスの大学へ、その後にインドのデリーで働き、今は同じ会社の本社へ異動になったので4月からNYに住んでいます!


とっても美人で(ケイト・ミドルトン風な感じ)知的なソフィーにとって、私は数少ない理系フレンドなのですが、すごく興味津々で私のリサーチの話を聞いてくれたりして、ちゃんと会ったのは5年?ぶりぐらいなのにお互い全くそれを感じさせないぐらい色々ディープな話もしたり。社会人以前の友達って、なんか特別だなぁと今になって思います。もちろん、今の大学院でも仲良い人はいますが、3人ぐらいだし、それ以上要らないかも笑

110thとAmsterdamにあるThe Hungarian Pastry Shop. WiFiも電源もないし今どきキャッシュオンリーだけどすぐ側に住んでてお世話になった思い出の場所。


次の日は一日中、色んな人とプチ予定があったのでまさにマンハッタンを縦横無尽に動き回りました!朝は母校へ挨拶がてら、お気に入りのHungarian Pastry Shopでチーズデニッシュを食べながらコロンビアで経済学の博士号を勉強する友人に会って(カフェ行く途中に呼び出して来てくれる♪ 嬉しいw)ランチは臨床心理学を勉強しているダンサー友達と超短時間なキャッチアップ。2?3年前?にモントリオールに一緒に行った彼女です。


ランチのあとは、ミッドタウンに行って高校以来の親友、ネーハと。彼女は今、大手投資会社で働きながらLSATといってアメリカのロースクール(法学)に入るための統一試験にむけて猛勉強中。実は今回なんと4度目の挑戦(!)で、今回は手応えがあるみたい。今まででも十分に良いスコアは取れているんだけど、彼女が目指すトップスクールにはまだまだ足りないスコアらしい。今回は勝利の女神が微笑んでくれますように!!


その後はYUMIKOにレオタードショッピングをしに、また別なダンサー友達と。彼女はロンドンでフリーランスのダンサーをしつつ、昼間はバレエやアクロバットの先生をしています。彼女も高校の友達で久々すぎる再会だったけど、お互いダンスという共通項があるし、覚えていたとおりフレンドリーで盛り上がりました。レオタードは結局買わなかったけど、オンラインでオーダーする時に色の感じとか確認出来て良かった!


そしてその日の夜は今回のメインイベント、ABTの白鳥の湖!実は友人が出演していて、彼女は今シーズンでABTを退団し、日本に拠点を移すので最後のチャンスでした。今回、彼女はチャルダッシュと白鳥の群舞をやっていましたが、他の日は四羽の白鳥をやったりもするんです♪♪ そもそも、白鳥の湖じたいかなりご無沙汰でした。バレエやってると白鳥はもう死ぬほど見るし、聴くし、たぶん全幕歌える勢い笑

Photo from balletfocus.com

今夜の主役はデヴォン・トゥッシャーとアラン・ベル。デヴォンは2年前にプリンシパルになったばかりで、アランにいたってはこの時点でまだコールド(今週ソリスト昇進)!どちらも舞台を見るのは初めてだったのですが、デヴォンはABTの友人の言う通り、オディール役が素晴らしかった!テクニックの安定感といい、魅惑的な雰囲気といい、オディールの方がキャラに合うのかも。見せ場の32回のフェッテも前半ダブル、後半シングルで最後はトリプルとガッツリ決めてきてくれて、アラン演じるシーグフリードがデレデレになっちゃうのも納得の踊り。オデット役もながーーーい腕を活かしていて素敵だったのですが、私としては4幕の裏切られたあとのオデットはもうちょっと弱々しくいて欲しかったかもw 


でも今回、正直一番動かされたのはアラン!クラシックバレエにおいて男性ダンサーは脇役感が半端ない時があるのですが(リフト要員みたいなねw)シーグフリード役は王子だけど、1幕で早く結婚相手見つけろとお母さんに言われてためらったり、2幕でオデットに恋したり、3幕でオディールに誘惑されたり、4幕で裏切ってしまった後悔にさいなまれつつもオデットを守る為に湖に身を投じるまでの心理的な成長を見せなきゃいけないし忙しいんですよね!正直、まだ二十歳だし演技面は期待してなかったのですが、無駄に演技してます感がない、説得力のある演技ですごく引き込まれました!若いのが逆によかったのかも?初恋の初々しい感じとか、誘惑されちゃう若造感が。それに加えてテクニックの安定感とジャンプの高さ!それにすごく背が高くて優雅な雰囲気なのでナチュラルに王子っぽくて、本当、期待していなかった分、とっても感動しました。これNYにいたら、アランばっか見に行っちゃうかも。ABTは今、男性プリンシパル不足だし、これからも怪我のないように活躍してほしいダンサーです♪


土曜日は朝に大学時代の友人で、今回泊めてくれているアラーナとキャッチアップ。彼女にもやっとまともなガールフレンドが出来た事を喜び♪♪ その後は再びソフィーとブランチ。しばらくぶりなので話題が尽きない!その後一緒にグッゲンハイムへ行ったりして、その後に前出のABTの友達がマチネと夜の公演の間にちらっと出てきてくれたのでお茶をして、前日の舞台の感想やバレエ談義に花を咲かせ、その足で駅にいって帰ってきました。

ソフィーと行ったCafe Lalo。ここはガイドブックにも載ってるし有名な所。


久々に舞台を見て、やっぱりもっと頻繁に舞台見たいなぁと思ったし、何年ぶりかの友人に会ってもすごく深い話が出来たり。そして何よりNYの街のリズム感を久々に感じられてあぁーやっぱり好きだわここ!って思いました。でもソフィー曰く、私はパリとかロンドンが似合う女らしい(彼女はフランス人で、私はパリ行った事すらありません笑)だからどうなんだろうな。でもシンガポールと同じぐらい、NYは心のふるさとだし、懐かしく思える場所がたくさんあるっていいなと思いました。

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