今週は雨降りボストンで週末を過ごしています!
彼が昼頃まで起きないので笑 朝の間に私はスタバで課題やら。
ルームメイトもいるので出来るだけ存在感を消すようにしています笑
そんな遠慮する必要もないんだけど、あえて休日起こすような真似しなくてもいいかなと笑
Metでみつけた竹細工。なんかのポテンシャル表面のグラフみたい!
Life hack vol.2はもう完全に学生、アカデミック向きになってしまっています笑
LaTeX(ラテック)
私はこれ、大学4年生の時に卒論を書く段階になって初めて習いました。アカデミックコミュニティーでは既に定番化しているソフトで、基本的にワードと同じ役割を果たします。ただワードの様に作成過程を直にみるのではなくて、インプット→タイプセット→アウトプットする種類のものです。説明がしづらい上に日本語なのでぎこちなさすぎると思うのですが笑
このスクショを見て頂きましょう! (先学期の授業で書いたレポートの一部)
右側がインプット、左側がPDFとしてアウトプットされたものです。よく見ると"Theoretical background"とか"Frequency comb generation" とかありますよね?数式になってる所も見れるかな?こんな感じで、ちょっと見た目はコーディングの様で最初はビビった(というか卒論が50ページ、参照データ含めて図表が70近くじゃなかったらワードでやってたと思う笑)のですが、実際には全く難しい事ないです!
ワードソフトのデメリットは
ー画像などが入ると一気にファイルが重くなる
ーファイルが重くなる=クラッシュしやすくなる
ーパソコンのOSの違いやWordのバージョンによってはレイアウトが変わってしまう
ー図表の番号付けや目次の作り方が自動化されてるのに、全く便利じゃない
ー参考文献の順番を文中で変えるといちいちリフレッシュしなきゃいけない
ー細かい画像のサイズ調整や配置調整は異様に面倒くさい
ー絶対使わないフォントや内蔵されてるテンプレートが邪魔
その他色々あると思います。何度大切なレポートやドキュメントが原因不明のファイル破壊でダメになった事か.... そしてファイルのダメージを言い訳にしてくれる教授や上司はこのご時世、まずいません。自分のデジタルは自分で守りましょうw 文章だけの時はワードで事足りるのですが、私は参考文献や図表、数式、複数のセクションが必要になった時点で即LaTeXです。というかどんなドキュメントでも5ページ超えそうな時はLaTeXです。以前は英文しかLaTeXのやり方が分からなかったのですが、最近日本語でも書類作成出来る事が発覚して(ずっと昔から出来てた笑)次の週末ぐらいに日本語の履歴書とCVを書き直そうと思っています。
散々けなしましたが、ワードソフトのメリットは
ー使い方が直感的(基本的に見たまま書ける)
= LaTeXでも慣れるまではちょこちょこタイプセットすれば完成型を確認しながら作業可能
ー文法を直してくれる(これ個人的には全く役立ちません)
= 理系文章は受動形と専門用語が多いので正しくても間違って表記されるから意味なし
特に研究資金の申請や、奨学金申請にアプライする時なんかはフォーマットが超超超重要!! 正しいフォントの種類、サイズはもちろんの事、余白の大きさや画像の大きさも指定される。そんなのフォーマットが安定しないワードに任せられないですよね?! ミリ以下の単位でサイズを揃えられるLaTeX様様に頼るしかないわけです。図表番号や参考文献の順序を変えても自動的に直してくれて、しかも参考文献に至ってはEndNoteやMendeley(前回のLife hack参照)から直接引っ張ってこれるので、文中では \cite{Enstein1905} と脚注しておけば最後は数行のコマンドであっという間に参考文献リストが正しいフォーマットで一瞬で出て来ます。感動モノです。
そして何よりもLaTeXの素晴らしい所はネット住民が色々教えてくれる!!!! 私も最初の頃は「どうやって2つの図表を1つにまとめられるの?」とか「2コラムにするにはどうするの?」などくだらない質問をいちいちしていました。だいたいググればあなたの質問とまーったく同じ質問を誰かがしていて、誰かが親切に答えてくれています。ネットって凄い。なので困ったらググる!プロのプログラマーも困ったらググってます。私も常にググってます笑
おすすめの方法はレジュメやCVをLaTeXで作成する事です!
ググると、色んな人のテンプレートが見れるので、いいなと思ったものをダウンロードして、テンプレートはいじらずにまず自分の情報に入れ替えてみて、それが出来たらフォントや行間、余白を変えてみて下さい。完成品の美しさはワードの比じゃないです。LaTeXの練習にもなるし、すぐに使える美しいレジュメが出来て一石二鳥♪♪
まだWord派ですか? そんな人はこれをチェック↓↓↓
Getting to Grips With LaTeX (英文)
TeX/LaTeX の心構え:入門者から上級者まで(日本語)
Lab 2107
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